健康診断を受けるにあたって
健診を受けるにあたっては、各健診機関から注意事項がありますので、それらを守るようにしてください。また、なるべく正確な健診結果を得るために、以下の注意事項をご確認ください。
健診の際のご注意
健康診断費用補助は、お一人につき年度内(毎年4月1日から翌年3月末まで)に1 回限りです。
健診前日は、ここに注意!
- 夕食は軽く、アルコールは禁止
健診受診前の空腹時間(原則10時間以上の空腹)を守りましょう。また、アルコールは禁止、水分も控えた方がいいとされています。油物などを控えたやや軽めの夕食をとるのが理想的でしょう。- ※中性脂肪や血糖などメタボリックシンドロームに関連する項目は、飲食により高値になります。
- 薬の服用
現在治療中の疾患(特に脂質異常症、糖尿病、高血圧)について、服薬の有無を健診実施時の問診にて正確にお伝えいただくとともに、質問票にも正しく記入してください。特定保健指導対象者の選定に影響します。
薬を服用しているときは、検査の前日も服用していいのか主治医に確認しておきましょう。また、健康のために飲んでいる薬やビタミン剤、ドリンク剤などは服用しないようにしましょう。 - 激しい筋肉運動を避けよく眠る
検査の前日に筋トレ・ストレッチやテニス、水泳、柔道や剣道などの激しい運動を行うと、尿酸値や肝機能障害をあらわす数値が上昇する場合があります。前日はとくに体を休め、体調を万全に整えて検査にのぞむことが大切です。 - 月経時や妊娠時は…
検査に影響があったり、行えない検査がありますので、事前に医師や病院スタッフなどに報告してください。
当日は、リラックス!
- 飲食制限厳守!
飲食については、各健診機関からの注意事項を必ず守って受診しましょう。家族にも伝え、忘れないようにしましょう。 - 検査前のスポーツは控える
朝のジョギングなどといった日課になっているスポーツでも、検査当日は控えた方がいいでしょう。 - 服装
服装はできるだけ着脱しやすいものにしましょう。女性はストッキングやタイツより、ソックスを履いて検査を受けることをおすすめします。金属性の腕時計、ネックレス、指輪などは外しておきましょう。また、検査によってはコンタクトレンズも外すように指示されることがあります。 - 採尿時の注意
自宅で採尿して持参する場合は、早朝第一尿と呼ばれる目覚めてからすぐトイレに行ったときの尿が理想的です。その際は、基本的に出始めと終わりを除いた中間尿を採取します。なお、採尿時に指が触れて雑菌が混じることのないよう気をつけましょう。 - 後日、健診結果が届き、二次検診(再検査・精密検査)を指示された場合は、必ず受診してください。